令和５年８月１日（火）、所沢市立かしの木学園と所沢市立松原学園と合同で「障害児虐待予防」の研修を実施しました。
　この研修は日本社会事業大学より講師をお招きし、普段現場療育ではなかなか聞かない「児童の権利に関する条約」「児童福祉法の一部を改正する法律」などの法制度から、こどもの虐待予防に重要な視点である「職場環境」と「職員関係」、「障害児虐待予防マニュアル」について学習しました。
令和５年４月より、国では「こども家庭庁」が発足しました。
このこども家庭庁では「こどもまんなかの社会」を実現するために
①こどもの視点に立って意見を聴き
②こどもにとっていちばんの利益を考え
③こどと家庭の福祉や健康の向上を支援し
④こどもの権利を守るための
こども政策に強力なリーダーシップをもって取り組むこととしています。

　今回の講義においては「こどもまんなか」という視点と、「障害があるこども」と捉えずに「こども一人ひとり全てに価値がある」という視点に着目し、虐待予防に必要なポイントを確認しました。
　今回の研修を通じ、職員一人ひとりが日々の専門療育を振り返り、価値のあるこども達の発達支援により一層力を入れていきたいと思います。